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130 ナショナリティ 1 |

以前のブログ「125セックス産業ゴールドコースト」で述べたが、日本人名を語って違法売春をしていた韓国女性が摘発された。まだ二ヶ月も経っていないのに、先週土曜の新聞「ゴールドコーストブルティン」紙のクラシファイド、アダルト広告欄がこれである。前回と同様、これも羞恥心のない国民性の女性たち、それに当国シンジケートの仕業に違いない。昔、聞かされたことがある。「良くないことはすべて日本人のせいにせよ」が本当なのだろうか? 過去ブログ「108電話会社4」のように掃っても、掃っても顔に止まり来るハエとはこのことである。オーストラリアへ来られた方は経験されたと思うが、街中を散策していると、顔にハエが止まりに来る。追っ払っても、追っ払っても、しつこく止まりに来て、時には目、鼻の中、口の中に入ったりして非常に困る。道で知り合いに出会うと、彼らにも止まっていて、立ち話をしている最中にハエ同士が互いに入れ替わったりする。これからヒントを得たのかも知れないがこの国では常套手段のようにこの手法が用いられている アメリカ下院で審議されている「従軍慰安婦問題で日本政府及び今上天皇にまで謝罪を求めると言う法案」の決議案が五月末へと延長した。アメリカ下院議員、マイケルマコトホンダなる日系3世が中心となって、この法案の採決を強力に押し通そうとしている。これは明らかに日本への内政干渉であり、何でそこまでして日本政府に謝罪を求めているのかと不思議に思う。 純粋な日本人の血を受け継ぐ日系人なら何世になっても、祖国を困らせるような行動には出ない。彼は日本名を名乗っているが、真の履歴を明かさず、出生等その素性は謎のままである。特に戦中の日本人強制収容所時代歴には詐称があると云われている。下院議員出馬時、それに選出後も政治献金やらサポートを続けているアメリカの中国系団体、韓国や北朝鮮系組織もバックアップしているそうである。そして不思議なのは、日本の創価学会もなんらかの形で関与しているとの事、中国当局と非常に親密だから、「風が吹けば、桶屋が儲かる」で最終的にこの団体にも利益があるのかも知れない。 マーケットで私の店の左隣ストールが空いた。その場所で中国人夫妻がメイドインチャイナの品物を売り出した。おもちゃ(偽たまご型ゲーム、いわゆる違法コピーもある)洋服、靴、雑貨、何がメインの店やら全く分からない、とにかく粗悪な中国製品ばかりを並べて売っていた。 最近のカラーラマーケットも情緒ある古き良き時代の掘り出し物を扱う店がなくなり、新しい品物ばかり売る店となった。そしてそれらの品物の99パーセントが中国製で、日用品から雑貨、時計にメガネ、工具に電化製品、靴、洋服に下着、造花やおもちゃ、その他、あらゆる種類のメイドインチャイナの製品が売られ、チャイニーズマーケットと化してしまった。まるで中国がここへ引越しをしてきたようでもある。 隣の中国人の彼、年は36、37才位である。数年前ニュージーランドからオーストラリアへ移って来たといっていた。元々は中国本土からの移住者で、年齢からして、丁度1989年6月の天安門事件の学生難民に違いなかった。昔、TAFEカレッジにもそのような学生が数人いて、素振りからそれと分かる。彼は口を閉ざしてなにも云わなかったが間違いはないだろう。鋭い目つき、精悍な顔つき、将来組織の幹部にもなれそうな雰囲気を漂わせている。 彼は私に質問をした。「なぜ日本政府はアメリカにべったりなのか?」と、要するに「何故もっと中国と仲良くしないのか?」との意味でもあろう。私は「日本当局は今努力をしている。まもなく中国の温家宝首相が来日し、国会でも演説することになっている。仲良く出来ない最大の理由は一党独裁コミュニスト政府だからである」「昨今の中国の繁栄は決して自ら作り出したものではない。資金、技術、工場に至るまで、他国から与えられての成長で、労働力だけが貴方たちのものだった」「こんな所で中国製品を売るより、景気のよい本国へ帰ってビジネスをした方が良いのではないか」と言ったが、なにも答えなかった。 考えてみれば、日本でも1960年の池田内閣当時「所得倍増論」を打ち出し、メイドインジャパンの製品を世界に輸出、これと同じような経過を辿って経済成長をしてきた。低賃金は仕事を呼び込み、国の活性化と経済を繁栄させ、国民を豊かにしていく。高校生の時に習った「眠れる獅子中国」が目覚め、その活動が活発になって来たのである。
テーマ:オーストラリア
- ジャンル:海外情報
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129 出張サービス |
「有名デパートで働く」のエピソードは次回にして、先週3箇所の出張サービスをした。一つはステレオコンポの修理、二つ目はVCR/DVDレコーダーのチューニング、三つ目はパソコンの可動チェックである。 ステレオコンポはソニーの5スピーカーロジックサラウンドシステムで3CDプレイヤー搭載、かなり大型で高級品、5年前に購入したが故障、数ヶ月前他の修理屋に出したが部品が手に入らず、修理不能で返ってきた。私が日本人ということで、部品の取り寄せが容易ではないかと依頼してきたのである。 プラグを差し込んで電源を入れると、ロボットが突然動き出したように、ディスプレイが激しく点滅、3CDのディスクが忙しく回転、それが何時までたっても止まらない。急いでコンセントを引き抜いた。 昨今のオーディオ製品はアンプ、チューナー、CD等がワンユニットになっていて、すべてメモリーチップによって制御されている。一箇所にトラブルが発生すると他にも影響を及ぼし、このよう状態になってしまうのである。これは家に持ち帰り、分解して各パーツを詳しくチェックする必要がある。 依頼主はインドネシア人夫婦で数年前、メルボルンからゴールドコーストへ引越をしてきた。本国にいた頃、総合商社兼松に席を置いたこともあり、今も日本人との付き合いがあるとのことであった。 VCR、DVDレコーダーチューニングの方はうまくいかなかった。依頼主はオランダ系オーストラリア人である。スカイチャネルをタイムレコーディング(留守番録画)したいのだが、うまくチューニング出来ないのだ。ゴールドコーストではブリスベンからのVHFステーションも受信出来るが、ハイライズの屋上等、高いアンテナ意外はレセプションが非常に悪い。そこで近郊のマウントタンバリンからブリスベン局のVHFを変換したUHFの電波が出ていて、その周波数帯は46チャネル(653Mhz)から67チャネル(800Mhz)までである。通常VCR(ビデオ)の受信チャネルは46チャネル以前、それに67チャネル以降も、かなり広い周波数帯まで受信が可能となっている。 UHFで通常ステーションの方は旨くチューニング出来るのだが、スカイチャネルだけが受信しないのである。このモデルはパナソニックのVCR、DVDレコーダーがコンポになったものでオーストラリアでは最近発売になった製品である。依頼主は3週間前に450ドルで買った。 その少し前、彼からビデオの修理を頼まれた。それはスカイチャネルを録画していたVCRで、調べるとチューナーが壊れていて修理不能だった。RCA(VAケーブル)プラグを使えば録画、再生は可能なのだが、電波が受信出来ないから、留守番録画が出来ないのである。しかたなくこの壊れたVCRを取り出し、テレビに接続して、一応録画出来るようにはしたが、例の如く但し書きを付けざるを得ない。「録画するには必ずテレビをオンにする事」である。 パナソニックの会社はこの事態を知っているのかどうか分からないが、オーストラリアではこのスカイチャネル(AUSTAR)チューナーを使っている人は非常に多い。片一方に周波数微調整ネジが付いていたなら問題はないのだが、このモデル、今この問題に関して返品が続出しているのではないかと思う。彼には購入店(実は前ブログの有名デパート)に詳しい説明をして、お金を返して貰うように薦めた。(後日、彼に確かめるとレシートを無くした理由で返品がきかなかったそうである) 通常のDVDレコーダーも最近随分安くなった。ハードディスク搭載機は別として、やはりノーマルディスクによる高画質の録画、再生となると、ブルーレイ方式、HD方式のような大記録システムが必要となってくる。昔、ビデオでVHS、ベータ形式があったように今回は東芝、ソニーでお互い譲らずに、各々形式の違う製品を生産しているが、急いで買わない方が良いと思う。近々ブルーレイよりも波長の短いウルトラバイオレットレイ(紫外線レーダー)方式が開発される。これはブルーレイの数倍の情報量を記録出来るのである。 そんな話をある知人に言うと、それよりも数倍記録可能な白色光があるとのこと、もうこうなったら天井なしで、いい加減にして欲しいと思うが、技術進歩による新製品の開発は急ピッチで進んでいる。慌てて買う必要がないのである。残念ながら、オーストラリアの通常ステーションで録画したい番組など見当たらない。しかも番組では時間の半分がコマーシャルなのである。 パソコンチェック依頼の方はドイツ系オーストラリア人である。ウイルスにより、オペレーションシステムが壊れた可能性がある。フリーズが頻繁で、まともに使っていられない最悪の状態である。OSのクリーンインストールが必要で、これは時間のかかる作業で家に持って帰り、必要なファイルを取り出し、セットアップをやりなおせねばならない旨を伝えた。 一般に出張サービスのチャージは通常一時間以内で40ドル、そして時間が超過すれば上乗せされていく。私の場合30ドルで追加料金は貰わない。部品調達の都合上、現地での修理が殆ど出来ないからである。 最初のステレオコンポの場合、依頼主宅は非常に遠い距離だったが、用足しの帰りだったので無料にした。後日分解してみると、カセットデッキすべてのベルトが切れ、例の狂った状態が発生していた。しかしCDのメインボードが壊れていて、これが最も重大で、部品が手に入るかどうかは分からない。 VCR/DVDセッティング依頼主も自宅から遠く離れていて、しかもわざわざ出掛け、何度もチューニングをやり直し、3時間近くもかかったが不成功に終わった。彼も私も不満足だったが無料にするわけにはいかず30ドル貰った。ちなみに店に壊れた品物を持ってきて見積る。しかし修理が出来なければお金は貰わない。いわゆる「出来てなんぼ」で、これにより、随分たくさんの教材に巡り会え、技術が向上した。決して無料ではないのである。 コンピューターの方は無料にするつもりだったが、依頼主の強い要望で20ドル貰った。安くしておけば、又お呼びがかかる。私を必要とする事態が近い将来必ず発生する。今までに何度となくそのような体験をしてきた。
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128 有名デパートで働く 1 |
二年前、ゴールドコーストの有名デパートで働いた。働いたといっても一般スタッフのする仕事ではなく掃除である。しかもデパートの正社員ではなく、大手清掃会社からの派遣で、そのストアー専門に日曜以外、毎日の勤務であった。 一年の内でクリスマスセール前の忙しい時期とか特別セールが催される以外、通常デパートの営業時間は午前9時から午後6時まで、営業時間中はお客さんが居るから、掃除機を使うとかモップによる床拭きなど出来ない。それで開店前とか閉店後がその時間帯となる。朝は6時スタートで9時までの3時間、月曜から金曜日まで、夜は金曜日と土曜日で午後6時から8時まで、日曜日はデイオフだった。作業シフトは私のメインの仕事、マーケットの営業時間と全く重ならなかった。 朝の6時前にスタッフ用出入り口の前で待っていると、一人のセキュリティマン(ガードマン)が出勤して来て、ドアーの鍵を開けてくれた。冬の時期、朝は6時でもまだ暗くて寒い、セキュリティマンの来るのが遅い時には、近くに駐車した車の中で寒さを凌いだ。自宅からは車で5分、非常に近距離だったので暖かくなり次第、私は自転車で通勤することにした。 デパートの全スタッフは出勤と退社の時には、この通用ドアーを必ず通らねばならない。このドアーを入るとすぐ右に階段があり、二階のセキュリティルームに通じている。セキュリティルームの前にカウンターがあって、派遣員とか出向社員は出勤時間と会社名、それに目的をノートに記入する。なおデパートの従業員は自身のカードをタイムレコーダーに通している。 セキュリティルーム内にはロッカーがあって、財布以外の手荷物は、ここに収納することになっている。原則として手荷物の店内への持込は禁止されている。退社の時にはこの逆の手順をふむが、店長や店員とは言え、品物を持っているとセキュリティマンから徹底的に点検を受ける。でもポケットに入るような小物まで、いちいち検査はされない。しかも電磁検査ゲイトを通過するわけでないから、貴金属とか時計の場合は一体どうなるのか。どちらにしても、いい加減な検査である。ところでセキュリティマンのチェックは一体誰がするのだろう。この国ではセキュリティマンは最も信用されていない人達なのである。 昨今日本でも外国人による犯行が増え、諸外国並みの犯罪多発国となった。昔の日本ではお金の入った財布を落としても、そのまま落とし主に戻ってきた。外国ではそれを拾ったら、神様からの贈り物だと喜んで、有難く頂戴してしまうのである。日本人にはとても信じられないが、多宗教、多民族、多カルチャー国家ではそれが普通であり、誰も責めることは出来ない。 さて、保安室の外部ドアーを開けると、そこはもうデパートの広い売り場である。セキュリティマンは我々派遣員の為に朝早く出勤し、記帳の準備とか、売り場の電気を付けたり、エレベーター、エスカレーターのスイッチを入れたりする。我々清掃員の部屋はグラウンドフロアーにあり、多種類の掃除道具が無数に置かれ、そこは休憩の為の部屋ではない。机の上に、名簿が置かれ、もう一度、仕事を始めた時間、そして終了したら、時間をそのシートに記載して帰宅する。これを基にして各々の給料計算が行われるのである。 清掃員の人数は8名、スーパーバイザー(管理人)は彼等への仕事の振り分けと給料計算を行う。欠員が出た場合、スーバーバイザーは新規採用をし、補充していくが、見つかるまで自ら穴埋めの作業をしている。 スーパーバイザーは60才近くで脂ぎった小太りのおばさんで名前をキムという。TEMPOという会社が全国ネットの清掃会社でそのブランチがブリスベンにあり、ここのマネージメント全般をしている。ゴールドコーストではキムが責任者で、しょっちゅうブリスベンのオフィスと連絡を取り合っている。 私は以前働いていた掃除夫が辞めたので、その仕事の後を受け継いだ。名簿表で彼の欄を見ると、何か事情があって突然辞めた感じがした。管理人のキムとか、他のスタッフに彼の事を聞くと顔をしかめて多くを語らなかった。 キムは仕事の場所とか手順、簡単な掃除器具の使い方等を私に大雑把に教えた。この国ではどのような職業にも技能資格がある。清掃業にもこれがあって、会社によっては資格や経験を聞かれたりするが、この職はこれらに関して一番ゆるい方で、ここでは一切問われなかった。




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127 エコライフ、オーストラリア |
先週金曜日に手紙が届いた。Originという会社からで「Energexを買収した。今まで通りのサービスは継続するが、請求書等は今後当社が発行する」と書かれてあった。エネルギー会社として140年の実績があると言うが、今までに聞いたこともない会社だった。 Energexはエネルギー関連の大会社で電力とガスの供給をし、私たちは電気代を三ヶ月に一度、この会社に支払いをしてきた。世界中で電気の販売自由化が進んだ十数年前に、この会社はクイーンランド州が運営していたSEQEBという電力事業を買収し、今日に至っていた。 前ブログでも述べたが、州営の時に度々ストライキがあった。組合員が突然電気を止め、商店は真っ暗、レストランでは冷蔵庫内の食品が腐り始めた。一般家庭でも大混乱となり大変な被害を受けたが、民間となってそれがまったくなくなった。公営の時は、昔の日本の国鉄のように親方日の丸で、子供が道に座り、駄々を捏ねるように、働きもせずに要求ばかりを言っていたようだ。 民間になっても主だった電気料金の値上げはなかったが、プロパンガス会社を買収したとき、今まで無料で貸し出されていたガスボンベレント料の請求を始めた。一本につき20ドル、通常2本備えているから年間40ドルである。まったくバカバカしく思い一本に減らした。ガスが切れて電話をすると以前の会社では、次の日に配達されたが、当社となってからは一週間後になってしまう。その期間の補充にと、自分で小さなボンベを買って取り付け難を逃れた。 5年前、救急所の費用を電気料金に加算されるようになった。それまで救急車はメンバー制で必要とする人以外、ほとんどが加入してなく経営が逼迫していた。日本では消防所と救急は一緒になっているが、この国では別で、消防所費用の方は市のレイツ(市民税)から徴収されている。庶民の大反対を押し切って、この救急所費用を電気代に加算されるようになった時から、私は電気代の節約を始めた。 電気料金は、毎日パソコンを三、四時間、オーディオ製品の修理にはハンダごてとか照明器具を使用、夜はビデオ、テレビは良く観賞する。今は夏なので、扇風機は常にかけっぱなしの状態である。それで三ヶ月120ドル、(92 日で568kwh) 一ヶ月が40ドルである。 但し、テレビ、ビデオは観終わったら必ず、元スイッチを切ることにしている。オーストラリアでは家の壁のパワーポイント(コンセント)にスイッチが付いているから、この作業は簡単である。 最近の電子機器は、デジタルクロック付及びリモコン操作等、ほんの少しだが、常に電力を消耗するように設計されている。それら全部を24時間合計し、3ヶ月に換算すると相当な金額になる。我家で常に通電しているのは、クロックラジオと冷蔵庫だけである。特に古い型のファックスマシーンは通電しているだけで大きな電力を消費している。私はマルチメーターを改造して、消費電力の測定装置を作った。これで測ると個々の器具の消費電力が一目で分かる。このようにして毎回、合計で20%の削減、救急所費用以上の節約が出来たのであった。ところで最近のテレビやチューナーにはメモリーが組み込まれていて、元の電源を切っても記憶されており、再び電源を入れると、切った時点のチャネルが表示される。VCRの方は別でタイムセットしないと作動しない機種がある。 この国は冬でも太陽がサンサンで日射量に恵まれている。太陽光パネルを設置すれば大きな電力の発電が可能なのだが、電気代が安いので、誰も取り付けようとはしない。(今回新会社となったので、大幅な値上げがあるかも知れないが)この装置にも、私は非常に興味があり、将来設置を考えている。 日本のKYOSEMIでは球状で効率良く光を電気に変える安価なシリコン結晶が開発された。将来窓ガラスの内部にも挿入でき、しかも透明度が保てるという。いつもながら日本のハイテクノロジーには頭が下がる。日本の科学技術の進歩は世界一である。開発者の方々、本当にご苦労様である。今に安くて耐久性があり、効率の良い太陽光発電パネルが大量に生産され、一般に普及されていくであろう。暖かい国では耐久性が課題で今なお研究中だという。 次にオーストラリアのインターネット事情である。3年前、Digiplusという電話会社にラインレンタル料(電話の基本料金)込みのADSLに加入した。一ヶ月が50ドル、ダウンロードは256kbps、アップは56kbpsのスピード、使用制限は300Mbでそれを越えると、1Mbにつき10セントの超過料金、しかし500Mbを超え、20ドルに達すると、それ以上の請求はされない仕組みとなっていた。ところがダウンロードスピードを極端に下げられてしまった。過去ブログにある「ひぐらしの鳴く頃」のアニメをダウンロードした時がそうだった。 計測すると、(YUSENのGyaOで測定)通常のスピードが220kbpsで、アニメの再生にはフラッシュプレイヤーが使われていて、ダウンロードの途中、絵と音が停止した状態となり連続してアニメが再生出来ない。一旦ダウンロードすると次は途切れることはないが、二度同じアニメを観る必要もない。数日で300Mbを突破、その後すぐに500Mbとなり20ドルの大台超過料金を越え、ダウンロードスピードはなんと32kbpsに減少されてしまった。これではEメールを開くのさえ時間がかかり、新聞を読む気持ちにはならなかった。ちなみに、この月の使用量は1712Mbだった。 それで今回新プランに加入した。256/56kbpsのスピード、これは同じだが、Unlimitedのダウンロード、いわゆる無制限である。これはラインレンタル、ADSL、それにモバイルの三つに加入する必要があった。電話料金を別として、月に67.5ドルで、ケータイNOKIA 1100がフリーで付いて来た。 アニメをダウンロードするには最低でも500kbpsのスピードが必要である。512/256kbpsの高速プランだと一ヶ月5Gbの使用量で43ドル、1500kbps の超高速もあるがべらぼうに高くなる。それに今の電話線では細く電気抵抗がありすぎ太い線を引き込む必要がある。オーストラリアでは今のところ、おそらく将来も、光ケーブルを架設する計画はない。ワンセグ放送も何時から始まるか分からない。それでモバイルのように電波でも使用しないかぎり、より高速なインターネットは出来ない。しかし長時間接続となると問題である。
テーマ:オーストラリア
- ジャンル:海外情報
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126 異常気象、オーストラリア |
今、クイーンズランド州では水不足が深刻である。州都ブリスベンの水がめサマーセットダムでは一昨日の水量が21.91%と、今にも底をつきそうである。 ゴールドコーストのヒンズダムの水量は75.67%でブリスベンより少しはましだが、そんなに大きなダムでないから、ゴールドコーストの一日平均使用水量が150ミリオンリットルを毎日安定供給をさせていくには、雨が降らないと非常に困難となる。オーストラリアは今、夏から秋への時候の変わり目で、この時期は普段に比べて雨が多く、水まきをしなくても、自宅の庭の芝生は青々としている。しかしヒンズダムの周辺部だけ降水量が少ないのである。 ニューサウスウエルス州の南東部でもここ数十年間で最悪という干ばつに悩まされ小麦農家を直撃し死活問題となっている。あちこちの森林でも火災が発生、それがなかなか鎮火しないので、近くに住む人々は大変危険な状態である。 一方オーストラリアの中央部、アリススプリング近郊の砂漠地帯では豪雨に見舞われ洪水が発生、川には水があふれ、付近は草木の緑に包まれている。東海岸では、有名なグレイトバリアリーフの珊瑚礁群に白化現象が起き、死滅の危機に貧している。二酸化炭素排出過剰による地球温暖化で異常気象になっているとも思えない何か別の現象が地球内部で起きているような気がする。 クイーンズランド州政府は水不足対策として、下水を飲料水用にリサイクル処理するかどうかを問う住民投票をするつもりだったが中止した。「もはや下水を飲料水にするしか方法がなく、住民に是非を伺っている場合ではない。選択の余地はなく、水は供給し続けなければならない。安全性には何ら問題はない」とのことである。ちなみに他の三つの州では、いずれも拒否されている。 友人が言うにはロンドンではすでにリサイクルウオーターを使用中だという。シンガポール、オランダ、アメリカの一部地区でも利用している。日本の某大学では海水を化学反応で真水に変える特殊フィルターが開発され、一トン当たり一ドル以下で供給出来るようになった。でもプラント工事費が相当高額になるらしく、コスト削減に一生懸命取り組んでいるという。 ゴールドコーストでは今、あちこちの空き地に巨大なタンクを埋設中である。塀のサインボードには下水をアップグレイドする為の工事だと書かれている。私には詳しいアップグレイドの方法は分からないが、たぶん、それらのタンクとタンクを繋ぎ合わせ、その上部の水だけを下水処理場に送り込むプラントを建設しているのだと思う。今まで下水を直接処理場へ送っていたのを前もって処理をする装置である。 また自宅に雨水を貯蔵するタンクの設置を促す業者が訪問してくるようになった。昔はこのゴールドコーストでも密集地を離れると水道水が引かれていない地域がたくさんあった。そんな場合、家の軒下に大きなタンクが設置され、屋根からの雨水を貯めていた。それが無くなったときには水を配達する業者もあり、水による不自由はないとのことであった。 店に毎週しゃべりに来るイタリア系の友人は数ヶ月前に設置したそうである。2700リットルのタンクと工事費が1550ドル、手続きをすると後に、国からの補助金1000ドル、市からは200ドルの返還があり、実際に払ったのは350ドルだった。彼はプールが毎日蒸発するので、その追加水とそれに飲み水、「下水のリサイクル水だけは絶対飲みたくないので」と云う。「もし雨が降らず、タンクの水がなくなったら、プールの水を飲むのか?」と聞くと、答えなかった。 オーストラリアではキッチンの流し台は二層になっている。両方に水をはり、一方に洗剤を入れ、一方は真水、食器類は洗剤水につけるだけで、タワシでは擦らない。真水に移したあと、すぐに布で拭き取るのである。真水の方もどんどん汚れて来るが、めったに入れ替えはしない。水は使い放題、流しながら洗い物する日本人から見れば、洗剤が残って非常に汚いと思うが、この国では普通なのである。ある若い日本人がそれを見て注意をすると、次のように言った。「オーストラリアでは水は非常に貴重で、このような洗い方が習慣となっている。でも今までに洗剤で病気になったことがない」と。 ところで私の家の水道代だが、半年に一度、市からレイツ(市民税)を請求され、その中に含まれている。十数年前には家庭に一定の割り当て水量があって、それを越えると超過料金を払う仕組みになっていた。その一定水道料金も半年で140ドル前後だった。その後、使用量に応じて支払うように改正されたが、私は一人暮らしなのであまり水は使わない。庭も天からの貰い水、雨水任せである。先日レイツを払ったが、水道代を見るとサービス料が60ドル、使用量は29キロリットルで33.64ドル)一ヶ月が15.5ドルである。こんなに安いのにタンクまで買って設置する必要はないと思うが、タンク内のフィルターや配管設備にも非常に興味があるので、近い将来付けようと思っている。 下の写真は下水をアップグレイドさせるタンク設備で自宅周辺6箇所が工事中である。



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