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171 ゴールドコーストの気候
ギリシャ祭
ギリシャ祭記事
写真は7月26日付けゴールドコーストブルティン紙からの転載である。ゴールドコーストの公園で予定されていた、ギリシャ人祭が25日の大雨で中止となり、準備に六ヶ月掛けたにも拘らず最悪の天候のためキャンセルとなった。二万人の参加者を予定し、子ダコ1.3トン、ほうれん草パイ4000個、ミートボール60キロ、数千人分のお菓子類すべてが無駄となってしまった。との記事である。それらを保存する冷凍庫の確保、しかし冷凍すれば、味の保障はない。お菓子類、ケーキ等は後日教会で販売するとのことだ。それにしてもギリシャ人はこれほど子ダコが好きだとは知らなかった。
ゴールドコーストでは昨年暮れから天候が不安定で雨の日が多く、水がめであるヒンズダムの水量は常に満杯状態で大雨になると溢れ出していた。ダム堤防の嵩上げ工事も進行中だが、これも何時完成するか分からない。一昨年の雨不足、水不足が嘘のようだが、それにも拘らず、市内では下水を飲料水に変える一大プロジェクトの工事中で、何が何でも当局は下水処理水を市民に飲ませたいようである。
イギリスやアメリカの一部の都市で下水の処理水を飲料用として使っているらしいが、訳の分からない病気がその地区で発生したとのニュースもあって、市民は心配をしている。でも当局が決めたことだからどうすることも出来ない。ゴールドコーストはオーストラリア唯一の大リゾート地なのである。下水を飲料水に使っていると知ったら、はたして観光客は今迄どおりやって来るだろうか、大きな疑問である。
市当局はすでにゴールドコーストのすべてのゴルフ場に対して下水処理水を芝生の水やりとして使うことを条例化している。私もゴルフをするが、散水している最中、スプリングクラーの近くを通ると何となく臭うような気がしてならない、そして身体には絶対かからないようにしている。飲料水はもっと完全な方法で処理をしているとは思うが、元は下水に変わりはなく、処理施設職員の仕事ぶりにも、はっきり言って信頼出来ないのである。
中東の砂漠地帯では海水を汲み上げ大型プラントで真水に変え使っている。日本で開発された特殊フィルターを使い、濾す速度を上げる為にポンプで圧力をかける必要があり、そのエネルギー源がいるである。たいてい水不足の地域は晴天に恵まれ太陽光発電でその電力を賄えそうである。ところが太陽光パネルは寒い地方ではすでに耐久力テストの実証済みだが、暑い地区では未だだそうである。今後の研究結果と新素材の開発が期待されている。
数年前、私はゴールドコースト歯科医で前歯の治療をした。半分に欠けてしまったので根元だけを残し、そこにプラスチック製の練り物を詰め込み、歯型を整型していくやり方である。昔は他所で成型した歯を根元に接着剤でくっ付ける方法で、私の前歯二本がそのやり方である。歯医者は貴重な材料の練り物で出来ていて高額だが、生涯に渡り保障すると言った。40年前、その一本が6万円だった。彼の言ったように、今もその歯は健在である。
ところで柔らかいガムのような詰め物をした後、先の尖った数種類の工具を使って、前歯の整形を始めた。そしてみるみるうちに元の歯そっくりの形を作りあげた。オーストラリア人は大雑把で不器用だと一般的に思われている。でも医者も技工士も看護師も30才前後の若さだが最新技術をマスターしてきたようで、みごとな仕事ぶりだった。ところで歯はまだ柔らかいままで、この後どのような処置をするのかと思っていたら、先端が紫色の光を出す工具を持ち出し、整形歯に照射を始めた。紫外線の照射である。すると歯は見る見るうちに硬くなっていった。この材料や装置も日本製に間違いはないだろう。
この国ではプラスチック製品の破損、破壊が目立つ、太陽に長時間当てると亀裂が入りぼろぼろとなってしまう、プラスチックは水には強いが、光線には非常に弱い。歯を硬くさせる場合も適当な時間だから良いが、それ以上照射すると材料を破壊させてしまう、それは紫外線が原因なのである。
私はお客さんからスピーカーコーンの修理、テープデッキのベルト取替えをよく頼まれる。スピーカーの場合、コーン外周のスポンジ製エッジ部分はボロボロに壊れ粉末化してしまう。テープデッキの合成ベルトは液化し、コールタールや塗料のようになってしまう。しかし天然ゴムで出来た製品は強いのである。その理由を不思議に思っていた。
以前、日本製の合成皮靴を久しぶり帰国時に履いた。ほぼ新品の状態で10年近くクロゼットに入れたままだった。飛行機の中では何も起きなかったが、空港に着いて重い荷物を運ぼうとした時、急につま先部分がめくれた。接着が剥がれ歩くとパカパカ音がした。急いで紐で括ったが、踵にも異変が生じてきた。かろうじてその靴で目的地までは辿り付けたが、安物の靴を買わねばならなくなった。
日光の射さない場所でも長期間置いておくと、このように材質の変化が起きる。これも紫外線の影響かどうかは定かではない。ところで南極大陸のオゾン層の破壊、後退しているのか進展しているのか、マスコミは一向に報道しなくなった。これこそ不気味である。

テーマ:オーストラリア - ジャンル:海外情報

170 オーストラリア経済
銀行利率
上記が最新のオーストラリア大手銀行定期預金利率一覧表である。一年もので8.3%、二年もので8.4%となっている。(20年前は16%だった)今世界中不況の中、この国が最高の利率ではないかと思う。日本の銀行利子0.2%と比べると雲泥の差がある。銀行利子が高くなれば経済は停滞する、特に家の販売が落ち込み価格が下がるのは一般的だが、このゴールドコーストでは下がっていないようである。
日本では「引越し貧乏」と良く言われる。しかしこの国には全く当てはまらない。投売り、売り急ぎをしないかぎり買値よりは必ず高く売れるからである。最近オーストラリアは物価上昇が酷すぎると日本へ引き上げる長期滞在者、年金生活者は増えているが、彼らで家を売って損をした者は一人もいない。むしろ日本では家が安く買えるから、その差額で得をする場合が多いのである。
オーストラリアは大きな国、土地はいくらでもあり安いのに、なぜ古い家や宅地が上昇するのか、その理由は、人は皆便利な場所に住みたいからである。人里離れた場所が土地開発され住宅が建てられる。でも近い将来必ず大きなショッピングセンターがやって来て便利となる。又古い家にも拘らず、その価値が下がらないのは、毎年土地資源当局から宅地評定価格表が来て、常に上がっているのが原因であろう。
今ゴールドコーストでのガソリンの価格はレギュラーで1ドル55セント前後(日々価格が変動する)、E10(エタノール10%入り)はそれよりも3セント安い。大都市シドニーではこの地区より高くなっている。すでにニュージーランドではレギュラーガソリンが2ドルを超えており、この国もすぐにそうなりそうである。私は今、E10を入れている。それは何時廃車にするかの古い車だからで新しい車なら使わない。E10に含まれる水分の影響を心配しているからである。
世界的なエタノール製造により地球規模で穀物価格の高騰が続いている。この町でも米の値段が上昇した。一ヶ月前、スーパーで10キロ入りのサンライスが13ドルで買えたのが、今では20ドルとなっている。すべて原油価格の高値が原因で今や世界中の穀物市場を震撼させている。
石炭、鉄鉱石はこの国の主要な輸出産品の一つだが中国やインドの大量輸入で価格は倍近くに跳ね上がった。昨年は水不足で小麦が不作だった。今年は雨が多く豊作である。しかし雨が降りすぎると農作物に被害が出て凶作となり、高騰した数年前の事例もある。今年は穀物価格上昇に伴い輸出も好調で第一次産業は景気が良い、それに伴いオーストラリア政府も大きく外貨を稼いでいる。
昔、スーツケース一杯のマイクロチップと大型貨物船一杯の鉄鉱石が同じ価格だとそのカサで区別され笑われた。しかし今では鉄鉱石の方が貴重となり、そちらの方に軍配が上がった。第一次産業の好景気でオーストラリア経済は急上昇、無就業率も4.2%を切ったと政府は発表している。でもこの発表は単なる政治プロパガンダに過ぎないと疑うほどその実感がないのである。お金がまだ一般庶民にまで達していないのかも知れないが、そんな雰囲気は全く感じられない、一握りの富裕層に比べ貧乏人が多過ぎ、その格差が激しすぎるのか、それともねじれ好景気による結果なのか、それは分からない。
マーケットへ来るお客さんは所得の低い人達ばかりかも知れないが、とにかくお金を持っていない、かろうじてレストラン等食べ物商売だけは繁盛し、日曜日のマーケットは通りも歩けないほどお客で混雑するのだが、商品が売れないと愚痴を零している店が殆どである。メイドインチャイナの品々は何でも安い、しかしお金の持っていない人に売るのは不可能である。
私の店では土、日の二日間で、売り上げの良い日は一日しかなく決して二日とは続かない。この現象はどの店も同じらしく、何らかの目に見えない力が働きコントロールされているようでもある。
人間は何よりも食べることが第一、高いガソリンを入れ、車を運転してスーパーマーケットへ食料品を買いに行く、すると持ち金のほとんどを使い果たしてしまい他の買い物が出来なくなってしまうのである。オーストラリア人はとにかく良く食べ、良く飲み(ビール、ワイン)、しかも運動しないので丸々と太っている。メタボリックシンドロームなんて気にしていないのだ。
グローバルで穀物価格が上昇、その影響ですべての食品が値上げされているこの時期、裕福な国々が率先しでダイエット運動を始めたらどうだろう、そうすれば文明病である食べ過ぎによる病気、糖尿病、心臓病、高血圧、メタボなんてなくなってしまうのである。人間の身体は飢餓には十分対応出来るように作られていると言う。しかし過食による栄養過多には対処出来ない仕組みだそうである。 


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169 日本を破壊する政治家
アメリカが近く北朝鮮へのテロ指定国家解除をしそうで日本社会では今騒然となっている。先週より北京で始まった六カ国協議で、北朝鮮からの核の申告書の検証が行われているが、その内容はどうでも良いようである。北朝鮮が核兵器を放棄するのではなく、日本人拉致事件が進展した訳ではなく、すべて未解決でありながらアメリカが一方的に解除したいだけのことである。
アメリカがアフガニスタン侵攻及びイラク戦争に大失敗、イランの核開発にも手が打てず、国内ではサブプライムローンの焦げ付きで米ドルが急落、やることなすことすべて裏目に出たブッシュ政権は一大窮地に立たされた。せめて彼の在任中の業績として北朝鮮問題だけは解決しておきたかったのだろう。しかしこれは北朝鮮に核兵器所有を認めることに繋がる、誰が考えても不条理な合意で、死に体のブッシュ大統領最後のあがき、汚物を他国に振り掛けるが如く、歴史に残る至上最悪の結末となりそうである。
以前、強硬派で北朝鮮との交渉を担当した、元米国連大使でもあったジョン ボルトン元国務次官の寄稿論文で、ブッシュ政権による北朝鮮へのテロ支援国家指定の解除を批判、「ブッシュ大統領の北朝鮮政策の悲劇的な終わり」であり、同政権の「完全な知的崩壊」だと酷評した。さらに北朝鮮が提出した申告書には核の兵器化、ウラン濃縮、イラン他、テロ組織への核拡散に関する情報は一切含まれておらず北朝鮮のテロ支援国家解除には値しない内容だと論じた。
ならず者国家には話し合いなど通じない、戦争か制裁しか方法がないのである。今までの制裁による北朝鮮への効果は大で、根を上げる寸前まで行きながら解除してしまう。今ここで止めてしまうと、今までの行動のすべてが水の泡となる。気でも狂ったか、ブッシュ大統領の真意が理解出来ないのは私だけではない。が、その裏には誰も知らない莫大な利権が隠されているという。そういえばブッシュ政権がイラクへ侵攻したのは石油利権の為だった。
ナサの探査衛星が調査したところ北朝鮮の山岳地帯にはレアメタル、ウラン鉱脈が総額2000兆円もあるそうで、ブッシュ氏は大統領引退後のビジネスとして考えているという、ブッシュ家の蓄財は石油利権だけではなかったのである。
日本政府は常にアメリカ追随なので、誰が首相であってもアメリカに従うほかはない。残念ながら同盟国の弱みとも言えるが、アメリカに抗議一つ出来ない腰抜け政治家ばかり情けないとしか言いようがない。日本の憲法を改正、アメリカとの安全保障条約を解消し、自主独立をして日本を守ろうと真に国民の側に立つ、筋の通った行動力ある政治家のいないことが悔やまれる。
福田首相は三無主義だと言われている。「無気力、無責任、無関心」ですべて他人事として捉えている。彼の言う、「他人の嫌がることはしない」とは人との付き合いでは大切だが、日本国、日本丸の船長としては如何なものだろうか、常に特定国にばかり気を使い、日本国民の側にはない、逆にそのツケを国民に回そうとする、国民を犠牲にしようとしているのである。
彼は首相になる直前まで頻繁に中国を訪問していたと言われている。小泉内閣で官房長官だったが年金不払い問題で職を辞した。そのときのコメントで「次にチャンスを待つ」が高年齢の彼の言動として印象に残った。ご存知のように小泉総理は靖国参拝等で中国政府とギクシャクしていた。そんな中、中国当局は福田氏に白羽の矢を立てた。彼に近い将来、日本の首相の座を約束したのである。中国当局にとって日本での政治工作は最も得意な分野である。安部氏の首相辞職は身体の不調が原因だと言われているが、彼の追い落としと福田首相の誕生はすでに出来レースとなっていた。森前首相率いる清和会や宏池会が福田氏を推薦、総理にしたかのようになっているが、その裏で糸を操っていたのは中国政府であると見るべきである。
福田内閣の誕生後、長野聖火リレーでは中国大使館が留学生を召集し、大型で赤い五星旗を持たせ市内に乱舞させた。しかも首相官邸から「中国人は一切逮捕するな」との命令だったそうで警察当局は従わざるを得なかった。
胡錦涛国家主席との共同記者会見では、福田総理のあの気の使い用は気持ちが悪いほど異常なものであった。尖閣諸島のガス田問題では「両国で合意が出来た。東シナ海を平和、友好の海としていき、双方で協力して開発を進めていきたい」とのことだったが、蓋を開けてみると資金を出すだけに終わりそうである。これなら他国への開発投資と変わりはない。これで国民を納得させたつもりだろうが、中国政府は1992年、国内法を制定し尖閣諸島を自国領土としている。この問題を一体どう捉えているのだろうか。
残念ながら福田総理の行為は媚中、屈中と言うよりも中国当局の工作員と変わりのない態度である。中国政府としては彼の首相任期中に精一杯中国が得になる約束をさせておきたい。30万人留学生の受け入れ、安部首相追い落としの立役者となった中川秀直議員による1000万人移民受け入れ案もすべて中国人と半島系民族が対象である。最低最悪のマナーを持つ人たち、異常な考えや行動をする共産主義思想の人が大量に流入して来たら日本の将来は一体どうなってしまうのだろう、と憂慮するのは私だけではない。
中国当局の将来のプランとして太平洋をハワイで分割し、東側をアメリカ、西側を中国の管轄領域とし、日本を名古屋で区切り上を日本自治国、その下半分は日本省にする計画だという。中国が毎年二桁台の軍事予算をつぎ込んでいるのはその為で、日本国民も平和ボケに浸っていると、チベットや東トルキスタンと同じように人民解放軍や治安警察によって弾圧される国家となる。無関心でいると近い将来大変なことになってしまうのである。
ロビー活動によって中国政府が送り込んだ馬英九政権が誕生した台湾が今その過程にある。先日の尖閣諸島に於ける領海侵犯事件も中国政府の仕組んだ工作活動だと言われている。福田首相が海上保安庁の那須秀雄本部長を呼び遊漁船の船長に書簡を送り、謝罪するように求めたという。巡視船は日本の国益のために取った行動で決して間違ってはいない。しかも遊漁船は自ら衝突をし、沈没したと言われている。巡視船艦長もさぞやりきれない気持ちであろう、次回から領海侵犯をしてきた船があっても見逃すことになるだろう。
小泉内閣当時、官房長官だった福田氏に拉致被害者の蓮池薫さんが日本政府の対応の悪さを非難したら、「貴方は日本へ帰れただけでも感謝しなさい」と言ったそうで、蓮池さんは絶句したと言う。北朝鮮による拉致事件は国家犯罪であって、被害者を取り戻す事は日本政府の責任だとは思っていないのである。
彼が総理に決まった直後、北朝鮮、韓国系の団体からの一切の関係を絶ったと言われている。それまで中国のみならず半島系パチンコ業界からかなりの献金を受けていたとの噂もある。ブッシュ大統領による北朝鮮テロ国家指定解除は福田首相にとっては願ってもない事態で、これですべて他人事として捉え解決出来るのである。
レアメタルの利権絡みで北朝鮮を擁護、下半身ねたで有名になった、エロ拓こと元自民党副総裁の山崎拓議員、同じく擁護派の加藤紘一議員(つい最近日中友好協会の会長に就任)、事実ではない従軍慰安婦談話を出して撤回を求められている河野洋平衆議院議長(日中貿易協会会長)、人権擁護法案を押し通そうとしている大田誠一議員とそのボスの古賀誠議員、江沢民の銅像を建てようとした二階俊博議員、利権がらみで外国人参政権を国会に提出しようとしている売国議員たち、その中には自民党議員も大勢いる。それに民主党のほとんどの議員、日本共産党、社民党等、日本を崩壊に導こうとしている国会議員の集りである。

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168 ゴールドコースト市長の嘘公約
ゴールドコースト市長
ゴールドコースト市長の嘘公約

過去ブログ163でゴールドコースト市長選について、三候補接戦の詳細を記した。数週間経って、どの地元メディアからも結果が報道されず、すっかり忘れていたが、逃げ切りで勝ったのか、いつの間にか前市長のロン クラーク氏が当選していた。何パーセントの得票率だったか、詳細は一切報道されなかったので分からない。
通常、どのような選挙でも投票時間が終了するとすぐに開票作業が始まる。それはこの国でも同じだが、人数を大増員し、夜を徹しての開票作業は行わないのが原則となっているらしい。
日曜、祝日、又は夜六時を過ぎたり、朝六時以前に従業員を働かせたりするとペナルティウエイジィズ(罰則給与)として国民所得法に基づき、雇用主は従業員に時給を高く支払わねばならない。選挙の場合、ほとんどはボランティアで働く人達だろうが、夜を徹してまで開票作業をする必要はないと思っている。今回のように接戦となると、結果が判明するまで何週間も費やしてしまうが、この国では選挙に不正が少ないことから、選挙管理事務所は時間をかけ集計作業し、結果の公表を遅らせても誰からも文句が出ない。市民も当局のやることにあまり口出しはしないのである。
今回の選挙で前市長ロンクラーク氏は約束をした。「もし再選されたなら、今後レイツ(市民税)の値上げはしない」と。その公約を信じて彼に投票した人、半信半疑で一票を投じた人、激戦の上かろうじて、現職の強みとかで当選を果たした。私は選挙公約であったレイツ凍結の約束を守るとは思っていなかったのだが、先々週、小さな新聞記事で公約通りレイツの値上げはしないと発表した。その新聞を読んで市民は大喜びしたことは言うまでもない。しかしその口も渇かない1週間後に出た新聞の記事がこの内容だったのである。
彼は1968年のメキシコ五輪、1マイル(1600m)走で金メダルを取ったという。その後、彼の人生についての詳細は報道されないから分からないが、今から4年前のゴールドコースト市長選でオリンピックのゴールドメダリストだと云うことで出馬し初当選をした。
レイツ値上げを極力押さえてきた前市長のゲイル バイルドン氏が続投の立候補をしたとき、再選を果たしたらレイツの値上げは避けられないと新聞で報道をした。それがアザとなって市民から恐れられ、レイツについて一切のコメントをしなかったロン クラーク氏に票が流れたのであった。
私はどちらにも投票しなかった。ロン クラーク氏には市長になって欲しくなかった。とかくスポーツ選手は自分さえ良ければの心の持ち主が多い。そのような訓練を日々積まなければ他の選手との激しい競争には勝てないからである。ところが元オリンピック選手と言うことで彼が選ばれてしまったのである。
右も左も分からず、行政にはまったくの素人だった彼は市当局の言いなりとならざるを得なくなり、任期中レイツは40パーセント以上の値上がりとなってしまった。彼の新市長としての最初の仕事は市長及び市当局員の給料の値上げだった。当然その後、レイツの値上げを加速せざるを得なくなった。「我さえ良ければ」と、予想通り彼の本性が現れ始めた。
しかし、さすがに彼も前回はレイツの値上げをし過ぎたと思ったのだろう、今回の選挙では再選されたい一心で、その凍結の約束をした。ところが「約束を守る」との新聞報道したその日、それを知った市幹部からの突っ込みで、彼はその約束を引っ込めてしまったのである。一旦当選すれば市民よりも市当局の方が大切で、又次の選挙には立候補しないからだ。
レイツ凍結の公約で彼に投票した人々は詐欺にかかったような心境だろう。数ヶ月前、彼はブリスベンで開催されたクイーンズランド州の市長会議を欠席した。その日、彼はゴールドコースト競馬場で馬券を片手に楽しんでいたと新聞報道された。今後4年、何を仕出かすか分からない興味津々のゴールドコースト市、ゴールドメダリストメイヤーである。

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167 中国、韓国の偽物商品
スーパーノートといえば北朝鮮製で有名な精巧偽造100ドル札だが、先日中国製の100ドル札の偽造品を韓国へ持ち込もうとして韓国人の男が逮捕された。中国山東省青島で額面の三割で800枚を購入したそうだがスーパーノート以上の精巧さだそうである。
世界に俳諧する偽造品の多くは中国と韓国によって製造されているが、とりわけ中国はなんでもありきの国、いよいよ偽札にまで手を出すとは信じられないことである。精巧な偽札を造り出すには熟練した原版作り職人、高度な印刷技術、しかもそれを流通させる組織が必要で、国を挙げての偽札作り、麻薬栽培の製造と密輸国である、ならず者国家、北朝鮮と同じく、中国当局も何らかの形で関与していているとの指摘もある。
昨年12月、日本で聖徳太子肖像の旧一万円札を銀行に入金しようとして70歳の男が逮捕された。さらに彼の部屋からは800枚もの同偽札が発見されたそうだ。これらはスーパーJ1と呼ばれ、旧一万円札の中では最も精度の高いものとされている。製造場所について、日本の捜査当局は発見された東南アジアから逆ルートを辿っていくと、行き着く先は中国の雲南省で、ここには4箇所の偽札製造の拠点があるそうである。これだけ大掛かりな偽札工場となれば中国政府としても知らないとは言えまい。むしろ製造をサポートしているとしか考えられないのである。
中国の人民解放軍は国軍ではなく共産党が所持する軍で、もともとは政権打倒を目的とする民間の革命武装組織である。今は共産党政府が実権を握っているから世界からも中華人民共和国の国軍として扱われているが、国務院の国防部は人民解放軍の指揮権を持っていない。したがって党首席の立場では軍を完全に掌握するのが難しく、歴代の最高指導者は軍事委員会首席を兼任しているのである。人民解放軍は地域別に七つの軍区に分かれていて、軍区司令官は所属の陸、海、空軍の指揮権を持っている。
中国政府が軍を完全に掌握出来ない理由として各軍区は独立採算制で運営されており、軍を維持するための費用は独自に稼ぎ出さねばならず、各種の事業を営んで資金の調達をしているのである。国有企業の殆どは人民解放軍の傘下であり、軍需産業をはじめ情報関連会社、繊維工場、ホテル、その他あらゆる業種があって利益を生み出し、密貿易もその一つだと言う。したがって経済的に自立している軍隊なので政府としても人民解放軍を完全にコントロール出来ないのだと言われている。中央政府もこのままの状態ではいつ銃口が自分たちに向けられるか分からないとの不安から1998年に人民解放軍の商業活動を禁止した。だがいったんうまみを知った軍幹部は簡単に止められず、今でもしっかり各企業と繋がっているそうで、もしかしたら偽造紙幣製造にも何らかの関連がありそうである。
毒入り冷凍ギョーザ事件で有名な天洋食品はこの人民解放軍の本部がある地域で、この冷凍食品会社も管轄下にあるという。私の推測だが反日教育で育て上げられた人民解放軍の兵士が日本人を懲らしめるためと毒を混入させたか? あるいは北京政府に何かを直訴していて拒否され、その報復として実行されたか? 又は両方とも考えられる。胡欽涛国家主席がこの事件を知り、地団太踏んで悔しがったと言うから、こちらの方が正解だろう。どちらにしても公に出来ない何か深い訳があるから、時間を掛けてうやむやに終わらせようとしているのである。
中国の国家主席が未だに人民解放軍を完全に掌握出来ていないのが事実だとすると、いつ暴走するかも知れない危険性がある。数ヶ月前、人民解放軍の三つの軍区から台湾侵攻を中央政府に直訴したと言われているが、このようなことが再び起きる可能性もあり、五輪後の中国情勢を特に注視する必要がある。
四川大地震による死者、行方不明者を合わせると10万人近くになると言われている。チベット人が多く住む地域での大地震、先月のラサ暴動に続いて抗議運動が起きた成都市の周辺で発生し、中国政府からの弾圧と共に被害者の皆様には本当にお気の毒である。ご存知のようにヒマラヤ山脈は大陸からの押し上げにより隆起し世界最高峰となった。いわゆる地震の繰り返しによってエベレストが誕生し、その近辺の地層は今も移動し続けているのである。
四川省と言えばパンダの繁殖地でも有名だが、たくさんの歴史ある建造物でも知られ、それらが世界遺産にも登録されている。ところで震源地に近い綿陽市には数々の核兵器関連施設があって、今回の地震で大被害を受けたそうである。中国当局は事実を隠蔽しているが、地震発生から二時間後に大勢の人民解放軍を向かわせたのは国民を救助するのではなく、核施設防御の為だったと言われている。核物質の紛失も最初は三個だったのが、三十三個と増え、今では九十九個になったとの話も飛び交っている。
地震による堰止湖が34箇所出来、その中でも一番大きいのは唐家山土砂崩れで、毎日2メートルの増水があり、これが決壊すると下流に住む20万人に被害が出るという、最初は爆破による水抜きを考え、個々の兵士が10キロの爆薬を背負って山を登っている姿をテレビで観たが、爆破は危険だということでショベル重機により排水路工事が始まった。ところがこの溝掘り作業中に以前埋設した放射性廃棄物が出てくるそうである。
日本の緊急援助隊、医療チームは震源地近くの被災現場での作業を想定、準備を整え、そのつもりをしていた。ところが北京政府に要請をしたが断られ、大病院での救護活動のみとなった。でも行かなくて良かったのではないか、現地で活動をしていれば放射性物質による被爆は免れなかったかも知れないのだ。
世界一巨大な三峡ダム、揚子江流域の重慶直轄市から湖北省一帯に建設中のダムで1993年着工、2009年完成の予定だったが、9ヶ月早く完成するそうである。全長570キロ通常水位標高175メートル、現在の貯水量は390億立方メートルに達しており、この重みに耐え切れず四川大地震が発生したのではないかと言われている。地震の専門家によると、大峡谷は地質が安定してなく、ダムの水位が100メートル以上になると不均衡な圧力差によって他地域に地震を発生させる可能性があると言う。専門家は請願書に科学者数十人が署名をし、北京政府に直訴したが却下され工事が続行、計画通りのダム水位となった。
中国は国の威信にかけてとか面子とかの言葉を良く口にする。1949年に中華人民共和国の建国、1972年に国連に加盟、低額の供出金にかかわらず常任理事国となってからは横暴極まりない振る舞い、自国さえ良ければとの思い、ロシア、アメリカと同じく、他国との協調性など全く見られない。威信を持ちたいならば北朝鮮以外の国々に尽くすべきであり、それにより威厳や信頼が得られるのである。人間も同じだが威信とか面子とか、見栄を張る人程は薄っぺらで浅はか、品格のない者が多い、己に自信がないからそうするのである。
中国は二十分の一と言う人件費の安さから世界の中心的生産工場となったが、工場設備から技術に至るまですべて他国から与えられたものである。1970年代、日本の高度成長期の姿を彷彿とさせるが、その違いは日本人の持ち前の勤勉さと努力で製品を改良したり新製品を開発したりしていった。これが世界第二の経済大国になった要因である。
残念ながら、中国政府、生産工場では今も昔もちっとも変わってなく何の学び、何の進歩も見られない。相変わらず、安いだけが取り柄の粗悪品を作り続けている。自分たちの生み出した品物ではないから、売って金を貰ったが最後、その製品がどのように使われようが知ったことではない。他国からの援助により工場が出来た頃には、海外の優秀な技術者により品質管理も徹底されていた。しかし今は糸の切れた凧の如く、生産も24時間交代制で行われ、製造ラインも過剰気味となっている。買う場合には船積み用コンテナ一杯が単価となっているから輸入業者も、かなりリスクを承知で買わねばならない。
面白いと思うのは、中国工場のオーナーや輸出業で現在成金となった人たちの間で、日本旅行が非常に盛んだということである。一体何をしに来るのかと言うと買い物だそうで、デジカメや家電製品等、メイドインジャパンとの表記を徹底的に確認してから買うそうである。いかに彼らの製造した品物が粗悪品であり、信用されていないかが、彼ら自身一番良く知っているのである。
私の中古オーディオ店でもブランド品であれば必ず高値で売れる。ブランド品は信用、信頼の証で、コピーは何時まで経ってもコピー、偽物である。中国や韓国でコピーが盛んなのは、何時まで経ってもオリジナル製品は生み出せないと言うことで、何時まで経っても一流の国にはなれないということである。

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